おとな遠足！ヴァンベールと吹屋ふるさと村をボンネットバスで巡る

集合・出発備中高梁駅東口（09:15集合／09:20出発）

添乗員が受付を担当。レトロなボンネットバスに乗り込んだ瞬間から、小さなタイムトリップが始まります。冷暖房のない素朴な車内で、エンジン音や揺れも含めて“昭和の旅時間”を楽しめます。

バス移動（約50分）

ボンネットバスで移動

しいたけハウス職場体験里山の香り！旬の味覚を体感（約90分）

標高約450m、高梁市布寄（ふより）の静かな里山に立つ菌床ハウス「しいたけハウス」へ。

しいたけハウスでは、地域の豊かな自然環境を活かし「天空のぷっくりやみつきしいたけ」を育てています。かさは肉厚でぷっくり、軸までしっかり食べられる歯ごたえ。クセがなく香り高い味わいは、地元でもファンが多い逸品です。

ツアーでは、スタッフの案内で収穫から選別、簡単な調理までを体験。 作業後は職場体験のお土産に、収穫したしいたけを袋詰めにして持ち帰りOK！ 出来たてをその場で味わいながら、香り立つしいたけのうまみを実感できます。

香り、音、手ざわり――五感で味わいながら、秋の里山に流れる空気の中で、命の温かさを感じてみてください。

バス移動（約5分）

ボンネットバスで移動

ヴァンベール（Vent Vert）緑の風が通り抜ける、里山リトリートの癒し時間（約70分）

次に訪れるのは、2025年春に誕生したばかりの複合施設「ヴァンベール（Vent Vert）」。

高梁市成羽町の旧宇治農村公園をリノベーションして生まれ変わった、自然と人、地域と福祉が交わる新しい拠点です。フランス語で“緑の風”を意味する名前のとおり、建物全体に木の香りと柔らかな風が流れ、どこにいても心がほどけていくような心地よさがあります。

カフェでは、地産食材をふんだんに使ったメニューを提供。ツアーでは、備中牛の牛すじカレーとクロックムッシュのハーフ＆ハーフランチセットを味わいます。どちらも素材の良さが引き立つ優しい味わいで、晴れた日には屋外のテラス席で、鳥の声や風の音をBGMにゆったりと過ごすことができます。

観光・農業・福祉が一体となった取り組みとしても注目を集めており、高梁の新たなランドマークのひとつです。 館内には地元木材を使ったバレルサウナや宿泊棟、キャンプエリアも併設されているので、本ツアー後のリピートとして再来するのもオススメ！ まずは本ツアーで体感してみてください！

バス移動（約30分）

ボンネットバスで移動

吹屋ふるさと村ガイドと歩く、“ジャパンレッド”発祥の町並み（約30分）

赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された町並みが続く吹屋ふるさと村。江戸末期から明治にかけて、弁柄と銅の生産で栄えた「ジャパンレッド」発祥の地として知られています。通りを一歩踏み入れると、まるで時が止まったかのような静けさ。赤茶色の家並みが続く風景は、どこを切り取っても絵になる美しさです。

ツアーでは観光ガイドが同行し、ベンガラの製法や町の成り立ち、当時の暮らしなどを分かりやすく紹介します。 何度も訪れたくなる吹屋ふるさと村には、「吹屋ふるさと村周遊券」もあるので、まずはこのツアーで、ガイドとともに色と歴史を味わい、何度も訪れるきっかけにしてみても良いかもしれませんね。

下町ふらっとべんがら染め体験で、世界にひとつの模様づくり（約40分）

歩き疲れた足を少し休めたら、町の染物体験スポット「下町ふらっと」へ。ここでは吹屋の伝統色・ベンガラを使って、自分だけの模様を染める体験が楽しめます。指導スタッフの案内でステンシルを使い、コースターやハンカチに模様を入れる作業は、シンプルながらも奥深いひととき。

染料に布をそっと浸し、持ち上げた瞬間に浮かび上がる赤茶色の模様――その瞬間の感動はひとしおです。出来上がった作品はもちろんおみやげに。旅の思い出を、色と形にして持ち帰ることができます。

吹屋ふるさと村自由散策（約20分）

染め体験のあとは、自由時間。町のカフェでひと息つくもよし、赤い瓦屋根を背景に写真を撮るもよし。お土産屋や資料館を覗けば、吹屋ならではの温もりある工芸品やベンガラ染めの布小物が見つかります。集合は千枚駐車場へ。名残惜しい気持ちを胸に、最後のひと歩きを楽しみましょう。

帰路ボンネットバスで駅へ（約50分）

夕暮れの里山に別れを告げ、備中高梁駅東口へ。エンジン音と今日の余韻をお供に、17:00到着予定です。